マーケティングの問題とは、パターンでしかない!
コア
こと、マーケティングに限ってのことかもしれないが…問題とは、固有のものではなく“パターン”でしかない。
これは、昨年末から実施していた全国6都市を巡るホットシートツアーの各会場で僕が繰り返し言っていた言葉です。
どういう事かというと、多くの起業家、経営者は、業績アップについて悩みを抱えている時、
「自分の業種は特殊で、他の業種の事例は参考にならない」
「この問題は自分だけに起きている特殊なケースだから、他の人は参考にならない」
と、こうしたことを考えがちですが、プロから言わせると、これらは全くもって思い違いです。
なぜなら、業績アップを阻む問題や、その解決法は、業種を超えて普遍的だし、
今あなたが抱えている問題を解決するには、かつて似たような問題を抱えていたが、すでにそれを解決した人の事例を参考にするのは早いからです。
だからこそ、今回やってきたホットシートのセミナー時間はわずか4時間ほどなのに10名~15人の参加者の悩みを解決することができるわけです。
たとえば、大阪会場で僕が相談を受けたのは、主に次のような内容でした。
・飲食店の売上アップ(顧客フォローしているけど、反応が無いので改善したい)
・コピーライティング
・成約の仕組化/集客
・整体院の2店舗目の売上アップ
・コンサルタントの売上アップ方策
・ 特殊なペーパーアイテムを売る印刷屋さんの集客方法
・東大阪の町工場の業績アップ法
・メルマガアフィリエイトの反応率アップ
・写真屋さんのプロモーションをどうするか?
・数珠屋さんのビジネスモデルについて
・セラピスト養成講師の業績アップについて etc…
また、福岡会場での主な相談事項はこんな感じです。
・儲けを最大化するプライシング
・新しいコンサルサービスのポジショニング
・収益モデルの改善
・PRコンサルのメニュー開発
・アパレルショップのファネル構築
・外科内科の売上アップ(保険しかない中でどうするのか?)
・起業してすぐに成功するには何を準備したらいいのか?
・輸出業―何をアジアで売るべきか?(九州特産品)
・塾のフロントエンドの売り方
・税理士の福祉法人の顧問獲得
・公務員の予備校をネットでどう売るか?etc…
さっき、ホットシートは4時間といったけど、実は、その内の最初の1時間は、業績アップのための基本的な考え方や、独占メソッドの基本ノウハウを話したりしているので、実質、コンサルティングの時間は3時間程度なわけです。つまり…
3時間(180分)÷15人=持ち時間1人12分
となるわけです。
もし、普通に、1人12分しか時間ずつコンサルしてたら、その人の問題をヒアリングするところで時間切れとなってしまうと思います。
しかし、実をいうと、これらの問題は、それぞれの会員さんで発する言葉こそ違えど・・・
集客
セールス
ポジショニング
オペレーション
収益モデル
これら5つほどのカテゴリーに集約されるのです。
なので、プロとしては、それぞれの問題が、これら5つのパターンのどれに該当するのか?
さらに、上記5つのパターンに分類した後で、同じパターンにある問題のどれとどれが近いのか?
こうしたことをできるだけ短時間で整理し、アドバイスを行う訳です。
なので、15人、20人の参加者がいても、極論いうと、僕としては、その半分の数の問題を扱っている感じなのです。
「でも、それってプロだからできるんでしょ?」
そう思われる人もいるかもですが、あなたに一番伝えたいのは、プロとしての腕自慢ではなく、問題をパターンとして捉えることで、今までの主観的かつ感情的なモノの見方から、客観視かつ俯瞰したモノの見方に変わるってこと。
そして、あくまで、ことマーケティングに限ってのことだけど、大きく分けると問題とは5つのパターンしかないってこと。
こうしたことが分かるだけでも、きっと問題の見え方が変わると思います。
さて、あなたの問題は、どのパターン?そして、客観的かつ俯瞰して、その問題を見直したら、どう見える?
この質問でほんの少しでも視点が動いたら、その悩みは解決に近づいてるはず。
では、この記事があなたのお役に立つこと願ってます。